瞳孔間距離

瞳孔間距離について

 人の瞳の左右の瞳孔間距離(PD.)と、眼鏡のレンズの左右の中心間距離を図式化しました。
瞳孔間距離:PD.が64.0mm の人の例です。
人それぞれ多少の差があるのですが、略図のように個人の瞳孔間距離と眼鏡にした場合のレンズの焦点間距離が同じであれば光軸はまっすぐとなり、眼鏡として正常な状態です。
光学としての例で、見た目としては個人のPD.(左右の瞳)の見え方に対して、フレームのPD.は2mmから3mm大き目のものが普通に見えます。
 眼鏡店では、眼鏡師が検眼しフレーム選定する場合にサイズが合わないものは、おすすめしていないはずです。
お客さんのデータを元にフレームを計り、その人の目とフレームに合わせて、レンズをカットしてフレームに取り付けています。
 眼鏡店以外で、サングラスや伊達メガネなどを購入した場合には、レンズに度数が入っていなくても、掛けていて疲れる場合があります。考えられる原因は、レンズが歪んでいたり、フレームが頭に合っていない、フィッティングがわるい。などです。また、手入れ上、汚れていたり傷が入ってしまった場合や、フレームが知らぬうちに曲がっていることもあります。丁番のネジが緩んでいたリ、鼻パッドがあっていないなども原因になります。

前の記事

コロネオ現象-2

次の記事

ベースイン